ガルエージェンシーは1980年創業の総合探偵社で、公式サイトの表記では全国100拠点を持っています。
拠点数だけを見れば探偵業で最大級ですが、依頼する側が知っておくべきなのは100拠点がフランチャイズで運営されているという点です。
料金も、対応も、届出番号も、本部ではなく契約する支店ごとに違います。
この記事では、本部の公式サイトに載っている会社概要と3つの本部相談室の届出番号、そして支店ごとに違う部分の見方を整理しました。
本部サイトには料金表がなく、料金は支店ごとの見積もり制です。
「大手」の探偵社を選ぶときに、拠点数の多さをどう読むかは、こちらで先に整理しています。

ガルエージェンシーの会社概要

| 項目 | 公式サイトの表記 |
|---|---|
| 創業 | 1980年 |
| 代表 | 渡邉文男 |
| 事業内容 | 探偵・調査業、探偵学校の運営 |
| 拠点数 | 全国100拠点(北海道から沖縄まで) |
| スタッフ数 | 900人以上(公式の比較表。当社調べと注記) |
| 調査件数 | 23,000件(2018年度・グループ合計) |
| 電話番号(東京本部相談室) | 03-6228-5651 |
| 公式サイト | https://www.galu.co.jp/ |
本部相談室は3か所、届出番号はそれぞれ別
公式サイトには、本部相談室として3か所の住所と届出番号が載っています。
| 本部相談室 | 所在地 | 届出先と番号 |
|---|---|---|
| 東京本部相談室 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル305 | 東京都公安委員会 第30200337号 |
| 大阪本部相談室 | 〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館107A | 大阪府公安委員会 第62230111号 |
| 名古屋本部相談室 | 〒453-0014 愛知県名古屋市中村区則武1-2-1 カネジュービル5F | 愛知県公安委員会 第54080028号 |
探偵業の届出は営業所ごとに行うもの(探偵業法第4条1項)です。
ガルエージェンシーの各支店は、その支店の所在地の公安委員会に別の番号で届出をしています。
当サイトの地域ページでも、広島駅前(広島県公安委員会 第73200010号)、徳島(徳島県公安委員会 第80150010号)、香川(香川県公安委員会 第81150100号)のように、支店ごとに違う番号を確認しています。
東京本部の第30200337号を「ガルエージェンシーの届出番号」として支店の契約書に書くことはありません。契約書の公安委員会名が自分の支店の所在地と合っているかを確認してください。
本部相談室のある東京・大阪・愛知については、県内に届出のある事務所を並べたページがあります。


料金は支店ごとの見積もり制

本部の公式サイトには料金表がありません。
各支店が独立して運営しているため、料金は支店の公式サイトか見積もりで確認する形です。
当サイトの地域ページで各支店の公式サイトを確認した範囲では、表記に幅がありました。
| 支店 | 支店サイトの料金表記(確認時点) |
|---|---|
| 広島駅前 | 1時間15,000円〜 |
| 徳島 | 簡易調査 1時間8,800円〜、基本調査 16,500円〜(要見積もり) |
| 香川 | 時間制・パック制など相談内容に応じて見積もり |
同じ看板でも時間単価が2倍近く違う例があるので、「ガルだからいくら」という相場は存在しません。
見積もりは必ず契約する支店から取ってください。
料金体系そのものの読み方は、費用の記事にまとめています。

サガスヨ編集部取り扱う調査
| 調査 | 内容 |
|---|---|
| 浮気・不倫調査 | 不貞の証拠の収集、相手の特定 |
| 行方調査 | 家出人や音信不通の相手の所在確認 |
| 素行・身辺調査 | 行動確認、人間関係の調査 |
| 企業調査 | 競合他社の調査、債権問題、雇用調査など |
| 盗聴・盗撮器発見調査 | 機器の発見・撤去 |
公式サイトは「他の探偵社に依頼して断られた案件でも相談できる」と書いています。
ただし探偵業法第6条のとおり、探偵であっても他の法令で禁止されている行為はできません。
戸籍や住民票の取得、GPSの無断設置を「できる」と説明する支店があれば、その場で断ってください。
フランチャイズの見方

拠点が多いことの利点
- 対象者が県をまたいで移動しても、移動先の支店と連携できる
- 地元の支店に土地勘のある調査員がいる
- 探偵学校を運営していて、調査員の教育体系がある
フランチャイズゆえの注意点
- 料金・対応・報告書の品質が支店ごとに違う
- 本部サイトを見ても、契約する支店の料金は分からない
- 届出番号・契約主体は支店ごと。トラブル時の相手も支店になる
- 契約書の会社名・所在地・公安委員会名が、面談した支店のものになっているか
- 支店の公式サイトに料金表があるか、なければ見積書に単価・人数・経費の内訳があるか
- 県外へ追跡が延びたとき、移動先の支店と連携するのか、同じ調査員が追うのか、経費はどうなるか
依頼から報告までの流れ

- 無料相談(本部相談室または各支店)
- 面談
- 見積もりと契約。探偵業法第8条の書面で、料金・期間・解除条項・公安委員会名を受け取る
- 調査の実施と中間報告
- 報告書の提出
- 必要に応じて弁護士の紹介
探偵業法にクーリングオフの規定はありません。頼れるのは契約書の解除条項なので、途中解約の費用を契約前に確認してください。
サガスヨ編集部報告書について

報告書の形式も支店ごとに違います。
裁判や慰謝料請求で使う予定なら、契約前にサンプルを見せてもらい、日時・場所・連続した行動記録・写真の鮮明さがそろっているかを確かめてください。
事務所選び全体の見極め方は、こちらに整理しています。

よくある質問
探偵に依頼したことがバレる心配はありませんか?
調査員は複数人で役割を分担し、尾行や張り込みの技術も磨かれているため、対象者に気づかれにくい体制をとっています。ただし、絶対に気づかれないと言い切れる調査はなく、依頼者側の行動の変化から勘づかれることもあります。
また、調査会社としても守秘義務を徹底しており、依頼者の個人情報や調査内容が外部に漏れることはありません。
調査料金はどれくらいかかりますか?
無料相談で状況を確認後、見積もりを提示。
納得後に契約。
料金は調査対象の行動パターンや警戒度、必要な調査員の人数や日数によっても変わります。
たとえば、短期間の行動確認で済む場合と、長期にわたる証拠収集では大きな差があります。
いずれの場合も、契約前に具体的な見積もりが提示されるため、想定外の請求が来る心配はありません。
証拠は裁判で使えますか?
報告書には日時・場所を明記した写真や動画、行動記録が詳細にまとめられており、法的な効力を持つ内容になっています。
弁護士からも「これなら裁判で十分通用する」と評価されるケースが多く、離婚調停や慰謝料請求の場面で有利に進めるための大きな武器となります。
依頼前に準備すべきことは?
経緯メモもあるとスムーズ。
加えて、よく利用している場所や行動パターン、友人・知人関係など、少しでも手がかりになる情報をまとめておくと調査が効率的になります。
古いものでも、写真や手紙、SNSの記録などがあれば提出しておきましょう。
事前情報が多いほど調査の成功率やスピードが上がり、費用も抑えられる傾向にあります。
調査後に法律的サポートはある?
調査で得た証拠をどう活用すべきか、離婚や慰謝料請求、親権問題など法的手続きの流れを具体的に相談することができます。
必要に応じて信頼できる専門家を紹介してもらえるため、依頼者が一人で不安を抱えることなく、次のステップに進めるのが大きな安心材料となります。
まとめ
ガルエージェンシーは1980年創業、全国100拠点のフランチャイズ探偵社で、本部相談室3か所(東京・大阪・名古屋)がそれぞれ別の届出番号を掲げています。
料金は本部サイトに載っておらず、支店ごとの見積もり制です。
同じ看板でも支店で単価が違うので、「ガルだから」で決めず、契約する支店の書面で単価・経費・解除条項・公安委員会名を確認してください。
名古屋本部相談室のある愛知では、営業所ごとの届出番号を公式サイトで照合しています。


